くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

トロイア原発(TROJAN)|アメリカ-オレゴン州

アメリカのオレゴン州のトロイア原発を紹介します。

トロイア原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

トロイア原発の場所を確認!

トロイア原発は、アメリカのオレゴン州のコロンビア郡にあります。

オレゴン州は太平洋岸北西部に位置する自然豊かな州です。ポートランドやユージーンなどの都市や、マウントフッドやクレーターレイクなどの山岳や湖沼が観光名所として有名です。また、ワインやチーズなどの農産物も有名です。

トロイア原発の最寄りの空港はポートランド国際空港で、この空港からトロイア原発まで車で約1時間かかります。

なお、下表のようにトロイア原発には1号機がありますが、廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
TROJAN 1975年12月15日 1975年12月23日 1976年5月20日 Permanent Shutdown

トロイア原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

トロイア原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

トロイア原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約13m、直径が約4mであり、出力は1178MWとなります。

トロイア原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 1178MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 12.9m
直径(Diameter) 4.39m
素材(Material) CS-SA-533BI/SS-308
厚さ(Thickness) 202mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と冷却塔を取り壊したときの様子です。

口コミ・評判は実際どう?【トロイア原発の感想・レビュー】

ここではトロイア原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

1968年にオレゴン州唯一の原子力発電所であるコロンビア郡のトロイア原発(セントヘレンズから北へ約12マイル)の建設が始まる 。

リンク先の記事の最後の段落は、「しかし、トロイア原発にあまり厳しいことを言わないでほしい。確かに、原子力発電は何か問題が起こるたびに地球の一部を破壊するが、化石燃料は宣伝通り正確に機能しながら地球全体を破壊する。どちらかの毒を選んで!」私には原子力発電が必要です!

トロイア原発の爆破による取り壊し

トロイア原発の口コミを調査したところ、トロイア原発の建設から取り壊しまでの評判があることがわかりました。

トロイア原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

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ここではトロイア原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

トロイア原発からの所要時間が車で約5分の、アメリカ料理店「Outpost 30」です。

トロイア原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。