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サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発(SANTA MARIA DE GARONA)|スペイン-カスティーリャイレオン州

スペインのカスティーリャイレオン州のサンタ・マリア・デ・ガローニャ原発を紹介します。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の場所を確認!

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発は、スペイン北部のブルゴス県にあります。

ブルゴス県は、ピレネー山脈の北側に位置し、豊かな自然と歴史的な建造物が魅力です。ゴシック様式のブルゴス大聖堂やネアンデルタール人の祖先の骨が見つかったアタプエルカ遺跡など、世界遺産に登録されている観光名所も多くあります。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発から最も近い空港はビトリア=ガステイズ空港で、この空港からサンタ・マリア・デ・ガローニャ原発までは車で約1時間かかります。

なお、下表のようにサンタ・マリア・デ・ガローニャ原発には1号機がありますが、廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
SANTA MARIA DE GARONA 1970年11月5日 1971年3月2日 1971年5月11日 Permanent Shutdown

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約20m、直径が約5mであり、出力は460MWとなります。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 460MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 19.96m
直径(Diameter) 5.36m
素材(Material) CS/SS
厚さ(Thickness) 123.8mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と接近したときの様子です。

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の感想・レビュー】

ここではサンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

廃炉中の原発であるサンタ・マリア・デ・ガローニャのライセンシーは6月24日、「発電所が停止中ですべての燃料がプールにある状態」で、制御室で火災が発生し煙が発生したと通知しています。

不必要なリスクを背負ったサンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の状況について

👉カスティーリャ・イ・レオン州は、サンタ・マリア・デ・ガローニャの次世代原発としての再開の実現可能性を確認するための調査を入札します。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の口コミを調査したところ、サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発での事故や抗議運動、次世代原発についての評判があることがわかりました。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

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ここではサンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発からの所要時間が車で約15分の、スペイン料理店「Ortiz Bar Restaurante」です。

サンタ・マリア・デ・ガローニャ原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。