くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

バーセベック原発(BARSEBACK)|スウェーデン-スコーネ県

スウェーデンのスコーネ県のバーセベック原発を紹介します。

バーセベック原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

バーセベック原発の場所を確認!

バーセベック原発は、スウェーデンのスコーネ県にあります。

スコーネ県はスウェーデンの南端に位置し、豊かな自然と歴史的な建造物が魅力です。例えば、スウェーデンのストーンヘンジ「アレステナー」は先史時代の環状列石で、北欧神話の舞台とも言われています。また、ルンド大聖堂は12世紀に建てられたロマネスク様式の美しい教会で、観光客に人気です。

バーセベック原発から最寄りの空港はコペンハーゲン空港で、この空港からバーセベック原発まで車で50分かかります。

なお、下表のようにバーセベック原発には1~2号機がありますが、全機が廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
BARSEBACK-1 1975年1月18日 1975年5月15日 1975年1月7日 Permanent Shutdown
BARSEBACK-2 1977年2月20日 1977年3月21日 1977年1月7日 Permanent Shutdown

バーセベック原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

バーセベック原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

バーセベック原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約20m、直径が約5mであり、出力は590MWとなります。

バーセベック原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 590MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 20m
直径(Diameter) 5.2m
素材(Material) SA-533BI/SS-18-8
厚さ(Thickness) 126mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と接近したときの様子です。

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【バーセベック原発の感想・レビュー】

ここではバーセベック原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

ドイツのエンジニアリング会社NUKEM Technologies(ロシアのロスアトム社傘下)は、Uniper Anlagenservice(ドイツの原発の運用・保守サービス会社)と共同で、バーセベック原発の第1発電ユニットの原子炉容器の解体を成功させました。

推測の域を出ないが、記事によれば問題は主にノルウェーの南部にある。ノルウェーの南部は、バーセベック原発と他の原発は廃炉となることから、スウェーデンの信頼できるエネルギー供給能力が大幅に低下している場所に非常に近い。原発は送電網に必要。

停止中のバーセベック原発の運営会社は、新しい原子力発電所の計画を検討しています。スカニア州南部の既存地に近い工場で、2030年代に完成する可能性があります。

バーセベック原発の口コミを調査したところ、バーセベック原発の廃炉や近隣への送電の問題、原発の新増設についての評判があることがわかりました。

バーセベック原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

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ここではバーセベック原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

バーセベック原発からの所要時間が車で約5分の、ビアガーデン「Barsebäcks Hamnkrog」です。

バーセベック原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。