くらべて原子力

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【第10条】機器・弁などの識別・施錠の管理|玄海原発3,4号機

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原発の設置許可基準規則の誤操作の防止(第10条)のうち「機器・弁などの識別・施錠」の管理について、九州電力の玄海原発3、4号機の場合を紹介します。

玄海原発3、4号機の「機器・弁などの識別・施錠」の管理の概要について知りたい方は、参考にしてみてください。

設置許可基準規則の要求を確認!

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原発では、設置許可基準規則や規則の解釈、審査ガイドなどにしたがい、条文を構成する項ごとに以下の取り組みを行い安全を確認しており、「機器・弁などの識別・施錠」の管理は下線で示している取り組みです。

設計基準事故の規則要求 重大事故の規則要求 取り組み
設置許可基準規則
第10条第1項
「操作性などを考慮した制御盤」の設置
「機器・弁などの識別・施錠」の管理
設置許可基準規則
第10条第2項
「地震時などにおける原発の操作性への影響」の評価

「機器・弁などの識別・施錠」の管理を簡単にご紹介!

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原発の現場の重要な機器や弁などは、原発の誤操作を防ぐために、色で区別したり名前を書いたプレートなどを設置してわかりやすくしています。さらに、原発の重要な機器や弁などには鍵をかけておきうっかり操作しようとしても操作できないように管理しています。

玄海原発3、4号機では、誤操作により原発の「止める」「冷やす」「閉じ込める」などの重要な機能を損なうおそれのある現場の弁などの設備には、色分けなどをして識別できるようにするとともに、施錠を解除しないと操作できないようにしています。

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本記事は原発の新規制基準施行後の最初の設置許可の情報やヒアリング資料を主に参考にしており、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

また、当サイトに掲載している情報は、万全の保証をいたしかねます。原発の詳細な情報は、必ず各電力会社または原子力規制委員会の公式サイトでご確認ください。