くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

エンリコフェルミ原発(ENRICO FERMI)|イタリア-ピエモンテ州

イタリアのピエモンテ州のエンリコフェルミ原発を紹介します。

エンリコフェルミ原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

エンリコフェルミ原発の場所を確認!

エンリコフェルミ原発は、イタリアのピエモンテ州ヴェルチェッリ県トリノにあります。

トリノは、イタリアの歴史的な都市で、サヴォイア王国の首都やイタリア統一運動の中心地として知られており、美しいバロック建築や博物館、教会などが多くあります。

また、トリノはチョコレートや自動車産業の発祥地でもあります。

エンリコフェルミ原発の最寄りの空港はトリノ空港で、この空港からエンリコフェルミ原発まで車で約40分かかります。

なお、下表のようにエンリコフェルミ原発には1号機がありますが、廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
ENRICO FERMI 1964年6月21日 1964年10月22日 1965年1月1日 Permanent Shutdown

エンリコフェルミ原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

エンリコフェルミ原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

エンリコフェルミ原発の1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、Nulear Engineering Internaitonal の「WORLD NUCLEAR INDUSTRY HANDBOOK」によれば、円柱で考えた場合に高さが約11m、直径(内径)が約3mであり、出力は270MWとなります。

エンリコフェルミ原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 270MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 11.3m
直径(Diameter) 3.2m(i.d)
素材(Material) SA 302 B/ss 304
厚さ(Thickness) 219mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と別の遠方からの様子です。

参照:Web Archive

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【エンリコフェルミ原発の感想・レビュー】

ここではエンリコフェルミ原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

1964年6月21日 イタリアはトリノ・ヴェルチェレーゼのエンリコフェルミ原発(3基目)により、世界第3位の原子力発電国となりました。

トリノ・ヴェルチェッレーゼにはかつてエンリコフェルミ原発がありましたが(現在は廃止)、今は放射性物質が固まり(本当に)、耕作不可能な土地で、腫瘍や白血病の発生率が高いです。

エンリコフェルミ原発の口コミを調査したところ、エンリコフェルミ原発の危険性やアニメの舞台についての評判があることがわかりました。

エンリコフェルミ原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

20230929172145

ここではエンリコフェルミ原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

エンリコフェルミ原発からの所要時間が車で約3分の、イタリア料理店「Osteria Lamberti」です。

エンリコフェルミ原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。