くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

アトゥーチャ原発(ATUCHA)|アルゼンチン-ブエノスアイレス州

アルゼンチンのブエノスアイレス州のアトゥーチャ原発を紹介します。

アトゥーチャ原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

アトゥーチャ原発の場所を確認!

アトゥーチャ原発は、アルゼンチンのブエノスアイレス州サラテにあります。

この地域はパラナ川の河畔で豊かな自然と歴史的な建造物が魅力です。

アトゥーチャ原発は中南米初の原発で、3号機として中国から第3世代の華龍一号を導入する計画があります。

アトゥーチャ原発から最寄りの空港はブエノスアイレス国際空港で、この空港からアトゥーチャ原発まで車で約2時間かかります。

なお、下表のようにアトゥーチャ原発には1~2号機があります。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
ATUCHA-1 1974年1月13日 1974年3月19日 1974年6月24日 Operational
ATUCHA-2 2014年6月3日 2014年6月25日 2016年5月26日 Operational

アトゥーチャ原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

アトゥーチャ原発2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

アトゥーチャ原発2号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:天然ウラン
  • 減速材:重水
  • 冷却材:重水

また、2号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約14m、直径が約7mであり、出力は745MWとなります。

アトゥーチャ原発2号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 745MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 14.24m
直径(Diameter) 7.37m
素材(Material) 20-Mn-Mo-Ni-55/AS
厚さ(Thickness) 280mm

下の2枚の画像は、過去の様子と上空からの様子です。

口コミ・評判は実際どう?【アトゥーチャ原発の感想・レビュー】

ここではアトゥーチャ原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

⚛️📗 明日、「修理のクロニクル」という本が発表される予定です。 1988年に発生したアトゥーチャ1号機の事故と、その不具合を解決するための産業界の努力の軌跡をたどる作品です。

アルゼンチン第3の原発であるアトゥーチャ2号機の工事は、10年以上断続的に進行した後、1990年代に完全に行き詰まりました。 誰が決断し、完成させ、原子力委員会を立ち直らせたのでしょうか。

アルゼンチンのアトゥーチャ3号機の将来をめぐるワシントンと北京の静かな核紛争

アトゥーチャ原発の口コミを調査したところ、アトゥーチャ1号機の事故やアトゥーチャ2号機の建設工事の長期化、アトゥーチャ3号機の建設計画についての評判があることがわかりました。

アトゥーチャ原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

20230509162738

ここではアトゥーチャ原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

アトゥーチャ原発からの所要時間が車で約4分の、バーベキュー店「Parilla La Dormilona」です。

アトゥーチャ原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。