くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

マドラス原発(MADRAS)|インド-タミル・ナードゥ州

インドのタミル・ナードゥ州のマドラス原発を紹介します。

マドラス原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

マドラス原発の場所を確認!

マドラス原発は、インド南東部のタミル・ナードゥ州カルパッカム村にあります。

同州は、熱帯気候でビーチや寺院などが多く、チェンナイやマハーバリプラムなどが観光地として有名です。

マドラス原発から最寄りの空港はチェンナイ国際空港で、この空港からマドラス原発まで車で約2時間かかります。

なお、下表のようにマドラス原発には1~2号機があります。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
MADRAS-1 1983年7月2日 1983年7月23日 1984年1月27日 Operational
MADRAS-2 1985年8月12日 1985年9月20日 1986年3月21日 Operational

マドラス原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

マドラス原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

マドラス原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:天然ウラン
  • 減速材:重水
  • 冷却材:重水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約5m、直径が約6mであり、出力は235MWとなります。

マドラス原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 235MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 5.07m
直径(Diameter) 6.05m
素材(Material) SS-304L
厚さ(Thickness) 25.4mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と接近したときの様子です。

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【マドラス原発の感想・レビュー】

ここではマドラス原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

チェンナイから80km離れたカルパカム にあるマドラス原発の試運転時に、地元住民の抗議行動が問題視されました...健康に影響を与える放射線の影響は、政府機関の専門家が調査すべき...指導者は、2020年までに原発を停止させるよう政府に訴えました...

2015年12月、Centre for Public Integrityは、インドの原発におけるセキュリティの危険性と違反について世界の注目を集めるため、マドラス原発での事件を報告しました。この事件は、警官長のVijay Singhが武器を使って同僚警官3人を殺害したものでした。

2009年、マドラス原発でウランを売っていた従業員1人が同僚数十人を殺害。 2008年、インド警察が国営鉱山から低品位ウランを密輸するギャングを摘発。 2008年、インド警察はネパール国境で8ポンドのウランを押収。

マドラス原発の口コミを調査したところ、マドラス原発からの放射性物質からの健康影響や核物質の管理についての評判があることがわかりました。

マドラス原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

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ここではマドラス原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

マドラス原発からの所要時間が車で約16分の、「CHENNAI EXPRESS MULTI CUISINE RESTAURANT」です。

マドラス原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。