くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

フェルミ原発(FERMI)|アメリカ-ミシガン州

アメリカのミシガン州のフェルミ原発を紹介します。

フェルミ原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

フェルミ原発の場所を確認!

フェルミ原発は、アメリカのミシガン州モンロー郡にあります。

この地域は、エリー湖のほとりに位置し、自然豊かな環境に恵まれています。

フェルミ原発の最寄りの空港はデトロイト・メトロポリタン・ウェイン・カウンティ空港で、この空港からフェルミ原発まで車で約40分かかります。

なお、下表のようにフェルミ原発には1~2号機がありますが、1機は廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
FERMI-2 1985年6月21日 1986年9月21日 1988年1月23日 Operational
FERMI-1 1963年8月23日 1966年8月5日 1966年8月7日 Permanent Shutdown

フェルミ原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

フェルミ原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

フェルミ原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:MOX燃料など
  • 減速材:ー(高速中性子として用いるため)
  • 冷却材:液体金属ナトリウム

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、Nulear Engineering Internaitonal の「WORLD NUCLEAR INDUSTRY HANDBOOK」によれば、円柱で考えた場合に高さが約11m、直径(内径)が約4mであり、出力は65MWとなります。

フェルミ原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 65MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 10.9m
直径(Diameter) 4.4m(i.d)
素材(Material) 304 SS/-
厚さ(Thickness) -mm

下の2枚の画像は、上空からの様子と接近したときの様子です。

口コミ・評判は実際どう?【フェルミ原発の感想・レビュー】

ここではフェルミ原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

デトロイト地域のフェルミ原発の名前の由来となったエンリコ・フェルミは、1901年のこの日、ローマで生まれました!

ミシガン州ニューポートにあるフェルミ原発1号機は、米国原子力委員会の資金援助を受けて建設された初期の小型原子炉でした。1963年に臨界に達し、1966年に部分的なメルトダウンに見舞われたものの、1972年まで運転されました。

11) フェルミ原発(エリー湖) 現在稼働中のミシガン州唯一の原発。ミシガン州の110万世帯以上にクリーンな電力を供給しています。60年代にはナトリウム高速炉がありました!これらの原子炉は、原子力を真に「再生可能」な技術にしています。

フェルミ原発の口コミを調査したところ、フェルミ原発の名前の由来や過去のメルトダウン、現在の様子についての評判があることがわかりました。

フェルミ原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

20230722062235

ここではフェルミ原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

フェルミ原発からの所要時間が車で約6分の、ファーストフード店「Little Vinny's Drive-in」です。

フェルミ原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。