くらべて原子力

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原発の「タービンバイパス弁」ってどんな設備?

原発の「タービンバイパス弁」について紹介します。

原発の「タービンバイパス弁」について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の「タービンバイパス弁」について解説!

原発では原子炉で発生する核分裂の熱エネルギを取り出すために原子炉または蒸気発生器で蒸気を作りタービンへ送り出し、タービンで使い終わった蒸気は復水器で冷やし水としてふたたび原子炉または蒸気発生器へ送り出しということを繰り返し発電をしています。

原子炉または蒸気発生器で作り出した蒸気はタービンへ送り出さなければ発電はできません。

発電を行わない原子炉の起動時や停止時はもとより、たとえば原子炉圧力の圧力が高すぎるため発電するよりも原子炉の圧力を調節することを優先するといった場合には、弁という設備を調整しタービンを経由させず復水器へ直接蒸気をみちびき冷やすことで原子炉圧力容器の圧力を低くするということもあります。

このように「タービンバイパス弁」とは下の画像のような原子炉圧力容器の圧力を調整するための弁という設備をいいます。

火力原子力発電技術協会.「原子力発電所」講座(全体計画と付属設備).昭和57年5月31日

「タービンバイパス弁」についての気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の「タービンバイパス弁」の口コミを見ていきましょう。

原発の「タービンバイパス弁」について調べたところ、設備の役割や設計についての口コミがありました。