くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

ハリス原発(HARRIS)|アメリカ-ノースカロライナ州

アメリカのノースカロライナ州のハリス原発を紹介します。

ハリス原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

ハリス原発の場所を確認!

ハリス原発は、アメリカのノースカロライナ州ニューヒルにあります。

ノースカロライナ州は自然豊かで、ブルーリッジ山脈やアウターバンクスなどの景勝地があります。 また、ライト兄弟の初飛行記念碑やNASCARの殿堂などの歴史的・文化的な観光名所もあります。

ハリス原発から最寄りの空港はローリー・ダーラム国際空港で、この空港からハリス原発まで車で約40分かかります。

なお、下表のようにハリス原発には1号機があります。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
HARRIS-1 1987年1月3日 1987年1月19日 1987年5月2日 Operational

ハリス原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

ハリス原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

ハリス原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:濃縮ウラン
  • 減速材:水
  • 冷却材:水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約13m、直径が約4mであり、出力は960MWとなります。

ハリス原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 960MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 13m
直径(Diameter) 4m
素材(Material) SA-533/SS-304
厚さ(Thickness) 204mm

下の2枚の画像は、上空からの様子と接近したときの様子です。

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【ハリス原発の感想・レビュー】

ここではハリス原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

ノースカロライナ州の州都ローリー郊外の州間高速道路540号線(I-540)をドライブしていて、ハリス原発の煙突が地平線近くに堂々と突き出ているのを見るのが大好きです。子供たちに「煙」はただの水蒸気だと言ったら、見学させてくれないかと言われましたが…どうなるかわかりません。

ローリー郊外のハリス原発は、もともと4基の原子炉として設計されました。 2013年にハリス原発の所有者であるデューク・エナジー社は、ハリス2号機と3号機の建設計画を中止し、米国原子力規制委員会(NRC)に複合ライセンス申請の審査を中断するよう要請書を提出しました。 再考の時です。

面白いことに、私たちの近くにあるハリス原発のエンジニアの友人がいるのですが、この原発は大きな断層のすぐそばにあると言っていました。もし、サウスカロライナ州で1886年の地震と同じようなマグニチュード7.3の地震がまた起きたら、私たちは大変なことになるでしょうね😂。

ハリス原発の口コミを調査したところ、ハリス原発の新増設や原発近くの断層についての評判があることがわかりました。

ハリス原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

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ここではハリス原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

ハリス原発からの所要時間が車で約17分の、メキシコ料理店「La Cocina Mexican Restaurant Cary」です。

ハリス原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。