くらべて原子力

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原発の「ドラム詰バッチタンク」ってどんな設備?

 

原発の「ドラム詰バッチタンク」について紹介します。

原発の「ドラム詰バッチタンク」について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の「ドラム詰バッチタンク」について解説!

原発の建物のなかでは、メンテナンスのために設備や床、壁をきれいに水で洗うためにこれらを洗浄したあとの水が発生しますし、建物のなかで使われる冷房設備の結露による水も発生しています。

メンテナンスや結露のために発生した水は、まずいっぺんに扱いやすいようにひとつのタンクに集めます。

このタンクに集めたメンテナンスや結露のために発生した水は、基本的には水だけを蒸発させることで、ほぼきれいな水と不純物とにわけることができます。

ほぼきれいになった水については浄化のための設備をとおすことによってさらにきれいにしますが、不純物については最終的にセメントなどに混ぜて固めて埋められます。

不純物をセメントなどに混ぜて固める手前で一時的に不純物を貯めておくタンクを「ドラム詰バッチタンク」といいます。

なお、より一層きれいになった水は、一度本当にきれいなっているかどうか確認したあとに、ふたたび原子炉で使えるようにするか、十分にきれいなことから海へ送り出すことにしています。

「バッチタンク」についての気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の「バッチタンク」の口コミを見ていきましょう。

原発の「バッチタンク」について調べたところ、福島原発の事故の汚水処理についての口コミがありました。