くらべて原子力

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原発の「冷却材貯蔵タンク」ってどんな設備?

原発の「冷却材貯蔵タンク」について紹介します。

原発の「冷却材貯蔵タンク」について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の「冷却材貯蔵タンク」について解説!

原発のうちPWRでは、原子炉圧力容器のなかにあるウランやプルトニウムといった燃料の核分裂を調整するために「ほう酸」といわれる物質を少量入れています。

原発の運転状態によっては、この「ほう酸」の濃度を調整する必要があることから、原子炉圧力容器に「ほう酸」の濃度の高い水や薄い水を送り入れますが、入れた分だけかわりに原子炉圧力容器から水を取り出す必要があります。

「冷却材貯蔵タンク」は、原子炉圧力容器から取り出した水を一時的に貯めておくためのタンクのことをいいます。

なお、原子炉圧力容器から取り出した水にはまだ使える「ほう酸」が含まれていることからこの「ほう酸」を回収するとともに、残った水についてもきれいにしてから回収し原子炉圧力容器などでふたたび使うことにしています。

参照:九州電力株式会社.川内原子力発電所原子炉設置許可申請書. 昭和51年4月に一部加筆

「冷却材貯蔵タンク」についての気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の「冷却材貯蔵タンク」の口コミを見ていきましょう。

原発の「冷却材貯蔵タンク」について調べたところ、作業員の被水についての口コミがありました。