原発の「廃液蒸発装置」について紹介します。
原発の「廃液蒸発装置」について知りたい方は、参考にしてみてください。
原発の「廃液蒸発装置」について解説!
原発の建物のなかでは、メンテナンスのために設備や床、壁をきれいに水で洗うためにこれらを洗浄したあとの水が発生しますし、建物のなかで使われる冷房設備の結露による水も発生しています。
メンテナンスや結露のために発生した水は、まずいっぺんに扱いやすいようにひとつのタンクに集めます。
このタンクに集めたメンテナンスや結露のために発生した水は、基本的には水だけを蒸発させることで、ほぼきれいな水と不純物とにわけることができます。
蒸発させることにより水と不純物に分ける設備を「廃液蒸発装置」といいます。
「廃液蒸発装置」によりわけられた不純物については、最終的にセメントに混ぜて固めて埋められますが、ほぼきれいになった水については浄化のための設備をとおすことによってさらにきれいにします。
より一層きれいになった水は、一度本当にきれいなっているかどうか確認したあとに、ふたたび原子炉で使えるようにするか、十分にきれいなことから海へ送り出すことにしています。
「廃液蒸発装置」についての気になる口コミも要チェック!
ここでは原発の「廃液蒸発装置」の口コミを見ていきましょう。
「2015年5月に(タンク貯留の)汚染水処理が完了した」というのは、東電流の言い方であって、実際は、蒸発濃縮装置(既に廃止)から出た、高濃度のSr-90を含む「濃縮廃液」 約 9,300 m3 (スラッジ込)が、現在もタンクに保管されている。
— Kontan_Bigcat (@Kontan_Bigcat) October 9, 2018
【2011年8月17日】「蒸発濃縮装置トラブル・本日蒸発濃縮装置の廃液(濃縮水)の移送ポンプメカリークがあった。・原因については確認中。メカの下に受パンがあり、その中に少量漏れていた。」
— 2011年同日同時刻 (@2011remind) August 17, 2022
【2011年12月12日】全体会議:蒸発濃縮装置3Cの漏えい「この蒸発濃縮装置は低濃縮装置と高濃縮装置で2段濃縮するようになっており、中間濃縮タンクでは低濃縮装置から廃液が入ってきて、それをポンプで高濃縮側へ送り出すライン構成となっている。」
— 2011年同日同時刻 (@2011remind) December 12, 2022
原発の「廃液蒸発装置」について調べたところ、福島原発の事故の汚水処理についての口コミがありました。