くらべて原子力

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原発の「格納容器漏洩試験室」ってどんな部屋?

原発の「格納容器漏洩試験室」について紹介します。

原発の「格納容器漏洩試験室」について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の「格納容器漏洩試験室」について解説!

原発では巨大なタービンを回して発電するために、原子炉圧力容器でウランやプルトニウムといった燃料を核分裂させ、この熱エネルギにより蒸気を作り出しています。

原発では、大地震などが発生したさいに万が一原子炉圧力容器からウランやプルトニウムなどの放射性物質が漏えいした場合でも、原子炉圧力容器を包み込むようにしてある原子炉格納容器でウランやプルトニウムなどの放射性物質を閉じ込めることにしています。

しかし、原子炉格納容器にすき間や穴がある場合には、そこから放射性物質が漏洩し万が一の事故時に使えないということが考えられます。

そこで原発では、原子炉格納容器での放射性物質のすき間や穴がなく閉じ込めがきちんと働くかどうか確認するために、原子炉格納容器に窒素などの気体を送り入れ原子炉格納容器内の圧力を測定し、圧力の下がり方が十分に小さいか定期的に試験しています(下図参照)。

この試験のことを「格納容器漏洩試験」といい、おそらく原子炉格納容器の圧力の下がり方などを測定するための部屋を「格納容器漏洩試験室」といいます(下図参照)。

「格納容器漏洩試験」についての気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の「格納容器漏洩試験室」の口コミを見ていきましょう。

原発の「格納容器漏洩試験」について調べたところ、福島第一原発での不正検査についての口コミがありました。