くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

NPDリアクター(ROLPHTON NPD)|カナダ-オンタリオ州

カナダのオンタリオ州のNPDリアクターを紹介します。

NPDリアクターについて知りたい方は、参考にしてみてください。

NPDリアクターの場所を確認!

NPDリアクターは、カナダのオンタリオ州ロルプトンにあります。

ロルプフトンはオタワ川の南岸に位置し、自然豊かな町です。近くにはカナダの原子力研究機関であるチョークリバー研究所があります。

NPDリアクターは、カナダで初めて核分裂反応による電力を送電網に供給した歴史的な施設で、CANDUシステムの原型となりました。

NPDリアクターから最寄りの空港はペンブローク空港で、この空港からNPDリアクターまで車で約40分かかります。

なお、下表のようにNPDリアクターには1号機がありますが、廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
ROLPHTON NPD 1962年4月11日 1962年6月4日 1962年10月1日 Permanent Shutdown

NPDリアクターの特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

NPDリアクター1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

NPDリアクター1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:天然ウラン
  • 減速材:重水
  • 冷却材:重水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、Nulear Engineering Internaitonal の「WORLD NUCLEAR INDUSTRY HANDBOOK」によれば、円柱で考えた場合に高さが約5m、直径(内径)が約3mであり、出力は25MWとなります。

NPDリアクター1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 25MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 4.71m
直径(Diameter) 2.7m(i.d)
素材(Material) -
厚さ(Thickness) 65mm

下の2枚の画像は、遠方からの様子と接近したときの様子です。

参照:Web Archive

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【NPDリアクターの感想・レビュー】

ここではNPDリアクターの口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

この日、カナダ・ロルフトンにあるNPD(Nuclear Power Demonstration)の原子炉で、史上初のCANDU炉から電気が流れ始めました。 CANDUはカナダ重水素ウランの略で、重水を冷却材と減速材、天然ウランを燃料とする発電炉の一種です。

1962年6月4日、カナダ・ロルフトンの原子力発電実証炉(NPD)で、カナダ固有の独創的で誇り高い発明であるCANDU原子炉から電力を供給しました!58年前の昨日!

オンタリオ州ロルフトン近郊、NPDサイトの素敵なドローン写真

NPDリアクターの口コミを調査したところ、史上初のCANDU炉についての評判があることがわかりました。

NPDリアクターの近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

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ここではNPDリアクターの近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

NPDリアクターからの所要時間が車で約5分の、「Rolphton Motel And Restaurant」です。

NPDリアクターの近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。