くらべて原子力

原子力施設の基本設計をくらべるブログです。

ジャンティイ原発(GENTILLY)|カナダ-ケベック州

カナダのケベック州のジャンティイ原発を紹介します。

ジャンティイ原発について知りたい方は、参考にしてみてください。

ジャンティイ原発の場所を確認!

ジャンティイ原発は、カナダのケベック州ベカンクール市にあります。

ケベック州はカナダの東部に位置し、フランス語圏として知られています。自然豊かな州で、セントローレンス川やローレンシャン高地などの景勝地があります。人気の観光名所としては、モントリオールやケベックシティの歴史的な街並みや、冬には氷のホテルや氷の祭典が開催されることが挙げられます。

ジャンティイ原発から最寄りの空港はトロワリビエール空港で、この空港からジャンティイ原発まで車で約30分かかります。

なお、下表のようにジャンティイ原発には1~2号機がありますが、全機が廃炉中あるいは廃炉済みです。

unit 初臨界
(First Criticality Date)
送電網接続
(First Grid Connection)
商業運転開始
(Commercial Operation Date)
状態
(Status)
GENTILLY-1 1970年11月12日 1971年4月5日 1972年5月1日 Permanent Shutdown
GENTILLY-2 1982年9月11日 1982年12月4日 1983年10月1日 Permanent Shutdown

ジャンティイ原発の特徴を簡単に解説!

原発では「燃料」「減速材」「冷却材」の3つと「原子炉容器」が重要です。

「燃料」は、「原子炉容器」のなかで核分裂により高速の中性子を発生させるとともに、「燃料」自体が高温となります。

「減速材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂で発生した高速の中性子のスピードを落とし、中性子が「燃料」に当たりやすくして核分裂を起こしやすくします。

「冷却材」は、「原子炉容器」のなかで核分裂によって発生した高温の熱を「燃料」から取り出す役目をします。

ジャンティイ原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」と「原子炉容器」の特徴!

ジャンティイ原発1号機の「燃料」「減速材」「冷却材」は以下のとおりです。

  • 燃料:天然ウラン
  • 減速材:重水
  • 冷却材:水

また、1号機の「原子炉容器」の大きさは、日本原子力情報センターの「原子力発電プラントデータブック」によれば、円柱で考えた場合に高さが約5m、直径が約9mであり、出力は266MWとなります。

ジャンティイ原発1号機
原子炉容器データ(Reactor Data)
出力(Output) 266MW
形状(Shape) Cylinder
高さ(height) 5.2m
直径(Diameter) 9.1m
素材(Material) SS
厚さ(Thickness) 25mm

下の2枚の画像は、上空からの様子と建設当時の様子です。

参照:Web Archive

参照:Web Archive

口コミ・評判は実際どう?【ジャンティイ原発の感想・レビュー】

ここではジャンティイ原発の口コミをみていきましょう。

順番に確認していきましょう。

1970年10時50分、カナダの原子力史に残る今日、 ジャンティイ原発1号機が初臨界を達成しました。写真は、このプロトタイプBWR CANDU(カナダ型重水炉)を廃炉にした後の様子です。

ケベックの環境保護運動には、グリーンピース系の人が多い。ジェンティイ原発2号機の閉鎖の動機のひとつは、ケベック州の反核感情だった。

ジェンティイ原発2号機は大惨事が起きたからではなく、政治のグリーンウォッシングということだけで停止され解体されようとしています。これは原子力技術者としてそこで働いている現実です。

ジャンティイ原発の口コミを調査したところ、ジェンティイ原発の廃炉の理由に関する評判があることがわかりました。

ジャンティイ原発の近場の飲食店をチェック! 【人気料理をご紹介】

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ここではジャンティイ原発の近くの飲食店をご紹介いたします。

興味がある方は参考にしてみてください。

ジャンティイ原発からの所要時間が車で約7分の、ステーキハウス「PUR SANG」です。

ジャンティイ原発の近くの飲食店を調査したところ、とても評判の良いお店があることが分かりました。

近くまで来た際には、是非とも訪れてみてくださいね。