くらべて原子力

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原発の「湿分分離加熱器」ってどんな設備?

原発の「湿分分離加熱器」について紹介します。

原発の「湿分分離加熱器」について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の「湿分分離加熱器」について解説!

原発では原子炉で発生する核分裂の熱エネルギを取り出すために、原子炉または蒸気発生器で蒸気を発生させ高圧タービンと低圧タービンを回して発電しています。

発生した蒸気は高圧タービンを回すさいに湿気が多くなるとともに温度が下がります。

蒸気の中の湿気はタービンの羽根を傷つけタービンに悪影響を与えますので、低圧タービンへ送り出す前に湿分を除去する必要があります。

また、低圧タービンへ送り出す前に一度下がった温度を再び高めることで効率的にタービンを回すことができるのです。

「湿分分離加熱器」とは下の画像のような低圧タービンへ供給する蒸気から湿気を取り除き温度を高めるための設備をいいます。

日立評論.原子力発電用タービン・発電機設備新技術.1988年4月

「湿分分離加熱器」についての気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の「湿分分離加熱器」の口コミを見ていきましょう。

原発の「湿分分離加熱器」について調べたところ、装置のメーカや蒸気漏れの事故についての口コミがありました。