くらべて原子力

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原発の「脱気器」ってどんな設備?

原発の「脱気器」について紹介します。

原発の「脱気器」について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の「脱気器」について解説!

原発のうちPWRでは、原子炉で発生する核分裂の熱エネルギを取り出すために蒸気発生器で蒸気を作りタービンへ送り出し発電をしています。

蒸気発生器で蒸気を作り出すためには、蒸気の元となる水を蒸気発生器へ送り出す必要がありますが、この水のなかにわずかな酸素が含まれているだけでも、蒸気発生器などの金属製の設備にサビが発生してしまうおそれがあることから、蒸気発生器へ送り出す水からあらかじめ酸素を取り除いておくことが必要です。

「脱気器」とは、水は温度を高くすると溶けている酸素が水から空気中へ逃げやすくなる性質を利用して、発電のために作り出した高温の蒸気で蒸気発生器へ送り出す水を温めることで、蒸気発生器へ送り出す水から酸素を取り除くための設備をいいます。

「脱気器」についての気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の「脱気器」の口コミを見ていきましょう。

原発の「脱気器」について調べたところ、設備の役割や配置、設備のトラブルについての口コミがありました。