原発の「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」について紹介します。
原発の「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」について知りたい方は、参考にしてみてください。
原発の「燃料プール冷却浄化系」とは？
原発で使い終わった燃料は、燃料からの放射線が低くなるまで原発で一定期間貯めておくため、燃料から発生する崩壊熱と呼ばれる熱を取り除き冷やし続ける必要があります。
そのため、原発で使い終わった燃料を「使用済燃料貯蔵プール」と呼ばれる大量の水の入った深い容器の底に沈め容器のなかの水を常に循環させ続けますが、同時に「使用済燃料貯蔵プール」やその周りの設備を人により点検できるように燃料を十分深く水に沈め放射線が届かないようにし、点検を行う作業員の被ばくを防いでいます。
また、原発で使い終わった燃料には、原子炉圧力容器のなかで放射性物質へ変化したサビが付着していることがあり、このサビからの放射線により点検を行う作業員が被ばくしてしまうことを防ぐとともに、水の中の不純物が「使用済燃料貯蔵プール」の設備へ腐食などの悪い影響を与えないよう、水を循環させながらこのようなサビや不純物を取り除いています。
このように、原発で使い終わった燃料を冷やすとともにサビや不純物を取り除くための系統を「燃料プール冷却浄化系」といいます。
原発の「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」について解説！
「使用済燃料貯蔵プール」の水からサビや不純物を取り除く装置を「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」といい、放射性物質を吸着できる特殊な粉末状の樹脂を用いています。
「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」を使う際には粉末状の樹脂をフィルタ表面に定着させる手間が必要ですが、かわりに汚れて使い終わった粉末状の樹脂とともに放射性物質へと変化したサビを確実に排出することができるメリットがあります。
「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」についての気になる口コミも要チェック！
ここでは原発の「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」の口コミを見ていきましょう。
福島第一３号機使用済燃料プール内の燃料ハンドル変形について H27年10月16日 http://t.co/ekBF5KdfaR
— さかなのかげふみ (@Spia23Tc) October 16, 2015
10月15日 冷却材浄化系ろ過脱塩器ハッチ蓋の撤去実施
16日 水中カメラでＳＦＰ内の状況を確認
燃料集合2／4体において、ハンドル部がわずかに変形
あの重たいハッチに降れているようで、また先延ばしか
— rz733375 (@rz733375) January 27, 2021
3 号機において原子炉冷却材浄化系ろ過脱塩器の直上のオペフロにあるハッチのコンクリート遮へいが使用済燃料プールに落下しているが、その原因についても同様に今後検討が必要であると考えられる。
原発の「燃料プール冷却浄化系ろ過脱塩装置」について調べたところ、設備のコンクリートふたの落下についての口コミがありました。
