くらべて原子力

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原発の『計算機室』ってどんな部屋?

原発の『計算機室』について紹介します。

『計算機室』とは、原発のデータを集め情報を整理する「計算機」がたくさんある部屋をいいます。

原発の『計算機室』について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の『計算機室』について解説!

原発の原子炉圧力容器のなかでは、ウランやプルトニウムといった燃料が中性子と衝突し核分裂を引き起こすことにより大きな熱が生まれます。

この熱を利用して巨大なタービンを回して発電するために、原発では原子炉圧力容器のなかへ水を送り込み高温・高圧の蒸気を発生させています。

 

原発では、「運転員」と呼ばれる原発の従業員が『制御室』から核分裂の量を制御棒で調節し熱の発生を加減したり、タービンへ送り込む蒸気の量をバルブで調節しタービンの回転数を加減したり、原子炉圧力容器のなかへ送り込む水の量をポンプで調節し蒸気の発生量を加減したりして運転することで、安全・効率的・経済的な発電を行っています。

 

これら核分裂の量、タービンへ送り込む蒸気の量、原子炉圧力容器のなかへ送り込む水の量などを調節するために、原発のたくさんある部屋のたくさんの設備にはそれらの情報を得るための機器であるセンサが取り付けられています。

 

このセンサから得られた情報を集めて『制御室』まで送り届けるまでには、データや情報を伝えるためのケーブルやデータを集め「運転員」が見てわかるような情報へ変換して整理する機器である「計算機」が必要です。

 

このように『計算機室』は、原発の運転に必要な情報を集めて『制御室』まで送り届けるために、データを集め「運転員」が見てわかるような情報へ変換して整理する機器である「計算機」がたくさんある部屋をいいます。

 

 

『計算機室』って具体的にどんな部屋?気になる口コミも要チェック!

『計算機室』って具体的にどんな部屋?公開情報を調べてみました!

原発の『計算機室』について調べたところ、以下のような部屋であることがわかりました。

筐体と呼ばれるケースがいくつもならんでおり、扉を開けるとなかにいくつもの装置が確認できます。

原発の『計算機室』の評判ってどう?気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の『計算機室』の口コミを見ていきましょう。

原発の『計算機室』について調べたところ、『計算機室』での焦げ跡が発見されたという報道についての口コミがあり、いずれも原発に対する否定的な評判が目立ちました。