くらべて原子力

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原発の「補助給水ポンプ」ってどんな設備?

原発の「補助給水ポンプ」について紹介します。

原発の「補助給水ポンプ」について知りたい方は、参考にしてみてください。

原発の「補助給水ポンプ」について解説!

原発のうちPWRではタービンを回し発電をするための蒸気を作り出すために、「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」と「蒸気を作り出すために用意された水」を接触させています。

ただし、「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」と「蒸気を作り出すために用意された水」が混ざらず熱だけがよく移るように専用の薄い金属でできた設備で仕切っています。

この専用の設備を「蒸気発生器」といいます。通常時にはこの「蒸気発生器」へ「蒸気を作り出すために用意された水」をポンプを使って送り出していますが、事故時にはこのポンプが使えないことが考えられ、その場合「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」を冷やすことができなくなり、原子炉圧力容器のなかのウランやプルトニウムといった燃料が溶けてしまうおそれがあります。

このために通常使われる「蒸気発生器」へ「蒸気を作り出すために用意された水」を送り出すポンプが万が一使えない場合でも、確実に「蒸気発生器」へ「蒸気を作り出すために用意された水」を送り出し、、「原子炉圧力容器内の高温・高圧の水」を冷やすために準備されているポンプを「補助給水ポンプ」といいます。

「補助給水ポンプ」にはタービンからの蒸気を利用して水を送り出すポンプと電気の力を利用して水を繰り出すポンプの2種類があります。

「補助給水ポンプ」についての気になる口コミも要チェック!

ここでは原発の「補助給水ポンプ」の口コミを見ていきましょう。

原発の「補助給水ポンプ」について調べたところ、トラブルやBWRとの違いについての口コミがありました。